BayGUIキター！！

30日でできる! OS自作入門

私製 GUI ライブラリーである BayGUI がようやく移植できました。ソースコードは こちら から落とせます。BayOS 固有部分（ただし、イベントを抜いた表示のみ）は以下のとおりです。

Window::addNotify()

ウィンドウ１枚に、はりぼてOS の下敷き１枚を割り当てています。

#if defined(BAYOS)
    this->_sheet = Sheet::allocate(getWidth(), getHeight(), -1);
    this->_sheet->slide(getX(), getY());
    this->_sheet->up_down(Sheet::top + 1);
#endif

Window::update(int x, int y, int w, int h)

BayGUIの内部形式（32 ビット RGB）からはりぼてOS の内部形式（8 ビット Web セーフカラー）に変換しています。

#if defined(BAYOS)
    int W = this->getWidth();
    for (int j = y; j < y + h; j++) {
        for (int i = x; i < x + w; i++) {
            this->_sheet->buf[j * W + i] = 
                Screen::change888to8(this->_buffer->getPixel(i, j));
        }
    }
    this->_sheet->refresh(x, y, x + w, y + h);
#endif

FontMetrics::FontMetrics()

12 ドットモナーフォント を読み込んでいます。

#elif defined(BAYOS)
    dword read_size;
    this->defaultFontData = File::load("MONA-12.MNF", &read_size);
#endif

わずか20行弱のコードで移植できてしまうのは、われながらびっくりです。ちなみに BayGUI の文字コードは UTF-8 なので、ソースコードは UTF-8 で保存します。